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2015年5月27日 (水)

No. 312 長文読解の問題 with 「売国奴」

最近
政権に反対する言動をする人のことを
すぐに「売国奴」とレッテルをはって
攻撃する人間が増えている気がします。
特にネットの世界ではそうです。

先だって
朝日新聞の言論の欄で、
小説家の島田雅彦が

「政権を批判する人を
一方的に売国奴呼ばわりするが、
アメリカの利権を守る使命を帯びた
官僚や御用学者に焚き付けられ、
日本をアメリカに安売りする人のことは
どう呼んだらいいのだろう」

と書いていました。

愛国心を自分の専売特許にして
人を責める。
これってイスラム国と手法は同じです。

選挙年齢を18歳に引き下げる法律が
6月にも成立するそうです。

選挙権のない18歳、19歳の若者を戦場に送れば
批判や不満がでることを承知しているからに決まってます。
若者の要望から始まった立法ではないことと
スピード感あふれる立法までの手際の良さがその証拠です。
集団的自衛権の法整備の一環として
政府が出したからなのでしょう。

政治家は勇ましいことは言っても
決して自分では戦場に行きません。
後ろに隠れて号令をかけるばかりで、
若者の純粋な心をまたしても利用しようとしています。

戦場では
すべては現場の判断に任されます。
そしていったん戦闘行為が始まってしまえば、
それこそ戦場の
隊長でも、
首相でも、
大統領でも、
コントロールできません。

こういう意見をいう人間も
売国奴と呼ばれる恐れのある時代なのです。

さて、今日は
idiom から離れて、
「短い長文」の読解の問題にします。

その矛盾した言いようは、
「純粋な雑種」
だとか、
「完全な未完成品」
だとかに似ていますけどね。


  ☆   ☆   ☆   ☆   ☆


Acting Out


(   )内に入る語句を下から選んで文を完成し、例えの部分を日本語で要約してください。

    The sense of security more frequently springs from habit than from conviction, and for this reason it often subsists after such a change in the conditions as might have been expected to suggest alarm. The laps of time during which a given event has not happened, is, in this logic of habit, constantly alleged as a reason why the event should never happen, even when the lapse of time is precisely the added condition which makes the event imminent. A man will tell you that he has worked in a mine for forty years (      ) by an accident as a reason why he should apprehend no danger, though the roof is beginning to sink.

問題   

a. attacked  b. wounded   c. unhurt    d. unknown

[解説]
George Eliot(ジョージ・エリオット Mary Anne Evans という女性のペンネーム) が
"Silas Marner"(「サイラス・マーナー」主人公の名前) の中で
「習慣の論理」について書いてある部分を「短い長文」の問題にしたもの。
残念ながら私はその本は読んでいないのですが、
今日出題の「短い長文」によると、

習慣の論理とは、
ある一定の期間ある特定の事が起らなかったということは、
それ以降もその事が起らないことの理由となって主張されること。
安心だという感じは確信というよりも習慣から出てくる、

ということで、私の日常生活で思い当たることが多々あって
大好きな短い長文です。

<訳>
 安心だという感じは確信からというよりも習慣から出てくる。そして、この理由で、警告を発していると思われてもよかったような状況の変化の後にも、えてしてそうした安心感は続くものだ。例え時の経過がある出来事を緊急なものにする追加的な条件であるときでさえ、その出来事が起らなかった時間の経過は、この習慣の論理で、その出来事は決して起きるはずがない理由として常に主張されてしまうのだ。例えば、鉱山で40年間事故が起きていないとこれからもやはり事故が起らないという考え方(安心感)に結びつく。これが、例え屋根が沈み始めていても危険を感知することには結びつかない理由だ。

[解答] 
c

例えば、鉱山で40年間事故が起らなかったということは、
これからもやはり事故が起らないという考え方(安心感)に結びつく。
これが、例え屋根が沈み始めていても危険を感知することには結びつかない理由だ。
  


    ☆   ☆   ☆   ☆   ☆


「テーブルから物を落としたりして音を立てると
まずい、リーナ起こしちゃう」と瞬間思ってしまうことがまだ多いです。

一日中寝ててもいいから生きていて欲しかったです。
立ち直るのに3年かかるという人もいます。

さて、今日のブログについて
どんなことでもコメント送ってください。


それでは、また。

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