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2008年8月 8日 (金)

No.74 倒置の練習問題 with 仮定法と時制

Ts290174
今日は特に載せる写真がありませんのでまたリーナにしました。

先だってこのブログに載せた、
病院に迎えに行ったときの写真と同じ時に撮った写真です。
リーナの向こう側は看護婦さんです。
静止画なのでおとなしくしているように見えますが、実は大騒ぎしています。

さてまた英語の文法の話です。
今日の話は少々分かりづらいかもしれません。


昨日ある予備校の体験授業をネットで見ました。
私は予備校の授業を見るのが好きなんです。

予備校の先生は断言することが多いでしょ。
それはそれで参考になりますけど。

与えられた単語を並べ替える問題の解説をしていました。
I would be lying if I told you I was not interested at all.
という文だったのですが、みなさんはこれをどう訳しますか。

その体験授業では I was not interested at all の部分を
仮定法だと言っていました。

「全く興味がないと言えば嘘になるだろう」と訳して、
「本当は興味あるんだろ?だから仮定法だ」と断言してました。

この日本語の意味なら
I would be lying if I told you I am not interested at all.
でもいいのでは?

I would be lying if I told you I am not interested at all.
「今全く興味がない(現在)と言えば嘘になるだろう」
I would be lying if I told you I was not in the house when my wife was murdered.
「妻が殺されたとき私は家にいなかった(過去)と言えば嘘になるだろう」
I would be lying if I told you I were not interested in history.
「歴史に興味がない(仮定)と言えば嘘になるだろう」

このように、I told you の後には仮定法だけでなく、現在形も過去形もありえます。
仮定法は「事実上あり得ないこと」を「もしあるなら」と感情的に強く表現しただけのものです。

だから、I told you 以下は仮定法だと断ずるのは断言しすぎになります。

つまり「(あのとき)全く興味がなかったと言えば嘘になるだろう」というふうに
問題の文は I told you 以下を過去の意味にもとれます。

仮定法は一般に I told you までなのが普通でしょう。
told you 以下も仮定法だと断定するのは決め付けすぎですね。

「仮定法のときもある」のでしょうけど。

特にこの問題では were ではなく was を使ってもいますし、
過去の意味にとる方が無難だと思います。

断言しているのは私でしょうか。

(この言い方は今日の倒置の練習問題に繋がるものです)

 さて、練習問題です。

 今回は、倒置の練習問題です。


   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

......... Acting Out  ....................................................................................

次の文の下線部分を文頭に出した倒置の文を作りなさい。

1. I never imagined he would be scolded.
  「彼が叱られると思いませんでした」

2. He had hardly seen me when he went out.
  「彼は私を見かけるや否や出て行った」

3. The bus comes here.
  「そのバスがやってくる」

4. Those who know the pleasure of doing good are happy.
  「善いことをする喜びを知っている人たちは幸せだ」


  


〔解説〕 
 倒置は、直前の文との繋がりで関係する語を先頭に出したり、強めたい語を先頭に出したりして起きます。
実は強めたい語は最後に置いた方が強めになる場合もありますが。

1. 「否定語句が文頭に来た時」には「S+V」→「V+S」の倒置が必ず起きます。
その際注意することは、一般動詞については元の文中に用いられていなかった場合でも do や did などを補って倒置の文を作ります。

2.「否定語句が文頭に来た時」には「S+V」→「V+S」の倒置が必ず起きます。
その際助動詞を否定語句に続け主語の前に置きます。

3.「方向や場所を表す副詞句が文頭に来た時」には「S+V」→「V+S」倒置が起こる場合があります。

4.「補語が文頭に来た時」には「S+V」→「V+S」倒置がたいてい起こる。主語が指示代名詞のみの場合、語の長さが短いのでリズムの関係から起こらない場合もあります。

  

〔解答〕
1. Never did I imagine he would be scolded.

2. Hardly had he seen me when he went out.

3. Here comes the bus.

4. Happy are those who know the pleasure of doing good.


    ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

どうでした。
できましたか。

会話ではあまり使いませんが、written English では結構倒置出てきますよ。
 
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